WEEK 11

期末試験+解説
― 実践から得た学びを言語化する ―

本日は期末試験です。第7〜10週の範囲、特に新規事業開発プロセス、インサイト探索、デザイン思考の5段階、HMW問いの作り方を中心に出題します。中間試験と同様、配布資料の閲覧とGeminiの使用は許可。今回は「デザイン思考の実践で学んだこと」を問う記述問題を1問追加します。

所要:約95分 形態:試験 + 解説 配点:全体の36% 許可:講義資料・Gemini

本日の流れ

0:00〜0:05オープニング・試験の注意事項
0:05〜0:65期末試験(60分)選択30問+記述2問
0:65〜0:90主要設問の解説
0:90〜0:95次回(第12週)の予告:認知主権とアイデアのつくり方

試験の構成と評価

出題範囲

  • 第7週:新規事業開発プロセス/PoC/インサイト探索/氷山モデル/AI活用事例
  • 第8週:デザイン思考の5段階/代表事例
  • 第9週:共感マップ/ペルソナ/HMW問い
  • 第10週:クレイジー8s/マトリクス投票/ストーリーボード/プロトタイプ/ピッチ

出題形式

  • 選択問題 30問(4択・1問1点)
  • 短い記述 1問(2点)
  • 応用記述 1問(4点):「あなたのチームが第9〜10週で取り組んだHMW問いと解決策について、何が良くて、何を改善できたかを200字以内で振り返る」
  • 合計 36点満点(評価全体の36%に直結)

試験中のルール

  • 講義資料の閲覧、Geminiの使用は許可。
  • 記述問題はAI生成だけでは深い回答にならない設計。自分の体験を言語化することが鍵。
  • 他の学生との相談・私語は禁止。

試験フォーム

GOOGLE FORMS / 期末試験

第11週 期末試験

試験開始の合図とともに、右のQRからアクセスしてください。Googleアカウント(千葉工大)でログイン必須。一度送信すると修正できません。

URL 未設定(当日掲示) 時間 60分

解説:押さえてほしい論点

25分

論点1:「事実」と「インサイト」の境界線

事実(観察可能な行動・発言)は表層。インサイトはその奥にある「本人も言語化できていない欲求」。Aさんが実店舗にも行く(事実)と、彼女が「創造的な自分でありたい」(インサイト)の関係性が、典型例。

論点2:HMW問いの良し悪し

悪い問いは「解決策」を最初から固定している(「○○アプリを作ろう」)。良い問いは「真の欲求」を捉えつつ、解決策の方向を開いている(「○○な人が、〇〇できるようにするには?」)。

論点3:デザイン思考は直線で進まない

5段階は順番に1回ずつ進むのではなく、何度も行き来する。テスト段階で得た気づきが、共感段階の見直しにつながる。「失敗から学ぶ」が組み込まれているのが、デザイン思考の本質。

論点4:AIは「副操縦士」、人間が「機長」

AIは思考の壁打ち、要約、ドラフト作成、磨き上げで強力な助っ人になる。ただし「どこへ向かうか」を決めるのは人間。AIに任せられる仕事と、人間が責任を持つ仕事の境界が大事。