本日の到達目標
- デザイン思考の5段階を、各段階の目的・出力物のセットで説明できる。
- 自分が所属するチームのメンバーと顔合わせし、連絡手段を共有できる。
- 取り組むテーマを1つ選び、第9週までの「インタビュー宿題」の計画を立てられる。
本日はデザイン思考の5段階(共感・定義・アイデア・プロトタイプ・テスト)を学びます。後半はチーム編成とテーマ選定。第9週・第10週の連続実習に向けて、皆さんが3週間共に走るチームと、取り組むテーマを決めます。
デザイン思考は、IDEOやスタンフォード大学d.schoolが体系化した、人間中心のイノベーション手法です。複雑で曖昧な課題に対し、ユーザーへの深い共感から出発し、何度も試行錯誤しながら解決策に近づきます。5段階のステップで構成されます。
ユーザーの世界に飛び込み、行動・発言・感情を観察する。アンケートではなくインタビューや行動観察。「何を言っているか」より「何をしているか」「なぜそうしているか」に着目する。
共感で得た情報から、解くべき本質的な問いを定義する。「○○な人が、○○したいが、○○できない」というユーザーステートメントや、「How Might We(私たちはどうすれば〜できるか)」の問いの形にする。
定義した問いに対して、量を重視して発散する。質より量、奇抜歓迎。クレイジー8s、ブレインストーミング、SCAMPERなどの発散技法を使う。
アイデアを「触れる形」にする。完璧を目指さない。紙の落書き、スケッチ、寸劇、Figmaのワイヤーフレーム、段ボール工作など。安く、早く、捨てられる形で。
プロトタイプをユーザーに見せ、反応を観察する。「いい/悪い」を聞くのではなく、「使ってもらって観察する」。気づきを共感や定義に戻して、何度も回す。
① ユーザーから始める(自分から始めない) ② 早く、安く、失敗する(プロトタイプは粗くていい) ③ 何度も回す(直線で進まない) ④ チームで取り組む(一人より多様な視点)。
Q. デザイン思考の5段階のうち、最初の段階の目的として最も適切なものはどれか。
教員側でチーム編成(強制混合型)に使います。得意領域(技術/企画/デザイン/対話など)と興味のある社会課題を選択してください。所要3分。
事前アンケートをもとに、教員側で4〜5名×6〜8チームを編成しました。スクリーンにチーム名簿を投影します。自分のチームに移動し、自己紹介と連絡手段(LINEグループ等)を共有してください。
すべて「身近な人にインタビューできる」「3週間でプロトタイプまで作れる」「デジタル介入の余地がある」を満たすテーマです。チーム内で話し合い、本日中に1つ選んでください(先着優先・1テーマにつき最大2チームまで)。
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