本日の到達目標
- チームでインタビュー結果を共有し、ユーザーの「事実」と「感情」を見える化できる。
- 1人のペルソナを、共感マップから立体的に作り出せる。
- 「How Might We」の形で、本質的な問いを1つチームで合意できる。
宿題で集めたインタビュー結果を、チームでテーブルに広げます。共感マップ→ペルソナ→「How Might We(HMW)問い」へと、段階的にユーザーの世界を構造化していきます。本日のゴールは、第10週で発散させる「鋭い問い」を1つ、チームで磨き上げることです。
聞き手のメンバーは、共感マップに使う付箋を準備しながら聞きます。「これは事実」「これは感情」を意識しておくと、次のステップがスムーズです。
A3用紙を4象限に区切り、ユーザーが「言ったこと(Say)」「したこと(Do)」「考えていたこと(Think)」「感じたこと(Feel)」を、付箋で貼り出していきます。
1枚の付箋に1つの内容。SayとDoは「事実」、ThinkとFeelは「解釈」。チーム内で「これはThinkかFeelか」と議論することで、ユーザー理解が深まります。
共感マップを眺めると、必ず「矛盾」が見えてきます。「Say では便利と言っているのに、Doでは別の手段も使っている」など。その矛盾の中にインサイトが眠っています。
共感マップで見えてきた「代表的なユーザー像」を、1人のペルソナとして言語化します。共感マップが「散らばった付箋の集まり」だとしたら、ペルソナは「1枚の人物紹介ページ」です。
架空の人物ですが、「実在しそうな」立体感が大事。ステレオタイプ(「現代の大学生」みたいな粗い括り)に逃げないこと。
ペルソナと共感マップから見えてきた「真の課題」を、解決策の方向を狭めない問いの形に変換します。これが「How Might We(私たちはどうすれば〜できるか)」問いです。
チームで3〜5案を出し、もっとも「真の欲求を捉えている」「解決策の余地が広い」と感じる1つに絞ります。